根羽村で山里木の駅PJ報告会

地域の話題

[ 2014年 2月 22日 土曜日 9時25分 ]

根羽で木の駅報告 根羽村の住民が本年度から進めている「山里木の駅プロジェクト」の報告会が20日夜、村老人福祉センターしゃくなげで開かれた。新設する特養の熱源に使うまき収集・地域通貨事業などの成果を約20人で振り返り、「交流が始まったドイツ・レッテンバッハ村に学びながら各事業を軌道に乗せよう」と、来年度に向けて意気込みを語った。

 

 まき収集事業「木の駅ねばりん」の集荷者に登録した32世帯は、3カ月で年間目標の3分の1に相当する約100立方メートルを集積土場に持ち込み、11月には小中学生も「木育体験」で木の搬出に協力した。

 

 手間賃として12月末までに支払われた地域通貨券「ねばね森券」は44万円。村内22の店で利用された。

 

 新特養にまきを供給する事業は、新たに立ち上げるNPO法人が担う予定。山の公益機能に目を向けつつ担い手づくり、根羽で現金収入が得られる取り組みの掘り起こしも手掛ける計画だ。

 

 89世帯から回答を得た住民アンケートの結果、「まきを使う予定がない」は59軒と多かったが、「まきストーブの公的助成などの条件次第では使うか」の問いでは、59軒のうち11軒が「使う」と回答。NPOの立ち上げを目指すメンバーは「うまくすればまきボイラーの需要が増える」と話した。

 

 87品の家庭料理が集まった「食の文化祭」はレッテンバッハ村長に「どれもおいしい」と大好評で、「地域に対する誇りにつながる」と報告。別のアンケートでは高齢化の進行で「村中心部に惣菜製造・販売・配達の拠点が必要」という結果がまとまった。

 

 事業の導入を数年前から思い描いてきた実行委員長の石原明治さんは「予想以上の成果と村の潜在力を誇りに思った。関係した人はかなり地域づくりに対する知識が高まった」と総括。関係者は「ドイツ交流の影響で補助金に頼らない考え方が浸透しつつある」と話し、今後に期待した。

 

 村振興課の課長は「思いついたらすぐやってしまえる小村の面白さを実感した。より多くの人の知恵を借りて村づくりを進めたい」と抱負を語った。

  

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