根羽村で森の健康診断 山の価値を確かめよう

地域の話題

[ 2015年 6月 8日 月曜日 13時32分 ]

 住民参加による森林調査「森の健康診断」が6日、根羽村で開かれた。今回は初めて、「棚卸調査」も実施。伐採した木の材質を調べて、用途や価値を算出した。

 村による実行委員会と矢作川水系森林ボランティア協議会の共催による事業。山所有者や村森林組合、矢作川流域の住民、東京大学の学生ら60人ほどが集まり、村内9カ所に分かれて調査を行った。

 森の健康診断は、矢作川水系の市民活動として始まり、素人でも簡単にできる方法で人工林の植生や密度を調べる。10年ほど前から矢作川水系を中心に全国で続けられ、これまでに40都道府県で実施された。水系の山々が健康かどうか確かめることで、森林への関心を高めるとともに、間伐など山林の維持にもつながっている。

 根羽村での開催は今回で3回目。通常の森の健康診断とともに初めて行われた「棚卸調査」は、実際に1本木を切り出して曲がりや腐り、年輪幅などから材積や金額を把握する調査。チェック項目をまとめれば専門家でなくともある程度の価値が把握できるようにしている。

 村森林組合の参事は「かつては山の所有者が自分の山の価値を把握しており材積の計算もできた。自分の山の価値を知り、質を高めていくことにつながれば」と話していた。

  

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