根羽村の国天然記念物「月瀬の大杉」の下付近から道路沿いの畑などに植えられた1万本のチューリップが、先月下旬から咲き始め、今が見頃となっている。
月瀬の平地区住民による「大杉花街道クラブ」(鈴木伸治代表・12人)は、昨年秋に村の地域づくり支援金を活用して、その場所に1万本のチューリップを植えた。
「大杉フラワーロード」と名付けられ、赤、白、黄、ピンク、黒紫など12種類の花が咲き競っている。随所に案内看板も立てて、観賞を呼び掛けている。
大杉を見学に訪れた人たちは、スギと併せて色とりどりに咲く花を見つめて「一層心がいやされる」と地区の人たちの取り組みを喜んでいる。