根羽村森林組合が木造住宅販売へ

地域の話題

[ 2013年 10月 19日 土曜日 9時48分 ]

 根羽村森林組合は短期間、低価格で施工できる木造住宅の販売に乗り出す。東海沖地震が発生した場合の復興住宅とする計画で、一般向けコンパクト住宅としての需要も見込み、11月13―16日に名古屋市で開かれる異業種交流展示会「メッセナゴヤ」でプレゼンテーションを行う。

 標準モデルは延床面積54・65平方メートル(16・5坪)。切り妻屋根の2階建て。吹き抜けの居間と4畳半、2階寝室の他、ホール(台所、食堂)と風呂、トイレ、ウッドデッキがあり、恒久的な住まいにもなる。

 緊急時の施工を想定して、資材はすぐに入手できる村内と南信州地域、矢作川流域のスギ材を中心とした自然素材を使い、現地の工務店が簡単に建てられる工法を採用した。

 工期は基礎部分も含めて2カ月程度となる見込みで、軸組は基本的に南信州地域内で加工・搬出する計画。連棟にもなるキット住宅の商品名は「小さく住まう魅力的な木の住まい」とした。モデル住宅は村内に近く建設する。

 村森林組合は村内でこのほど開かれたイベントでも、住宅の構造を説明する部分的な見本を展示。来場者から施工を検討する声が寄せられた。

 同森林組合は工場のJAS(日本農林規格)認定を追い風に、県内と矢作川流域を中心とした愛知県内にアピールする考え。専務理事は「東海地方で大規模災害が発生した場合、近くの村として復興に協力したい」と話している。

  

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