阿智村浪合地区の治部坂高原で、もみじ並木が色付き始めた。17日からは竹灯りによるライトアップが始まる他、18日には恒例の「もみじまつり」も開催予定で、秋の浪合の自然を堪能できそうだ。
別荘管理事務所によると、朝晩の気温が10度以下まで下がるようになったここ1週間ほどで色付き始めたという。「もみじまつりまでに見頃を迎えるかは分からないが、リンドウなど季節の花々も咲き始めており、散策が楽しめる。ぜひ足を運んでもらえれば」と話していた。
ライトアップは17日から11月3日まで行う。大小さまざまな穴を開けてデザインを施した竹筒を並木沿いに並べ、毎日午後6時から8時まで点灯する。
治部坂高原もみじまつりは18日午前10時から午後3時まで。例年は2日間にわたってイベントを催していたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から本年度は1日のみに短縮した。密集を避けるため散策をメインにする。
旬の果物や地元野菜、手作り雑貨、木工品や革製品の販売を行う他、歌碑前で島倉千代子さんを偲ぶ会(午前11時から)を開催する。問い合わせは治部坂観光(電話0265・47・1111)へ。
◎写真説明:色付き始めた治部坂高原のもみじ