泰阜村で車いすレクダンス全国大会

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[ 2015年 9月 20日 日曜日 11時28分 ]

 高齢者や障害者が健常者と同じように楽しめる社会環境の実現を目指す「車いすレクダンス」の第18回全国大会が19日、泰阜村総合体育館で開催された。村内約150人を含む約300人が参加。車いす利用者と健常者が手を取り合いながらレクリエーションダンスを楽しみ交流を深めた。

 車いすレクダンスは、19日からの3日間の日程で県内各地で開かれている第69回全国レクリエーション大会(公益財団法人日本レクリエーション協会など主催)実施種目の一つで、NPO法人「車椅子レクダンス普及会」(本部・福岡県久留米市)の泰阜支部がある同村では初めて開催。大会に向けて役場職員や教育委員会、社協、中学校など約20人で構成するプロジェクトチームが昨年から周知、普及活動を進めてきた。

 開会式で、松島貞治村長は「在宅福祉に取り組む村の基本理念はノーマライゼーション。今回の大会はその理念が具現されたもの」と強調。「村の中学生40人も参加しており、ノーマライゼーションの精神が将来を支えることに期待したい」とあいさつ。同普及会の黒木実馬理事長は「宿泊先や送迎方法など心配な部分はあったが、さすが福祉の村。温かい心で村を挙げての開催に感謝したい」と述べた。

 大会は、普及会が交流のある韓国からの参加者もある中、「ブルース」や「ルンバ」の車いす社交ダンス、「コロブチカ」など2曲でフォークダンス、「ビューティフル・サンデー」など4曲を踊ったレクダンスのほか、中学生、韓国タイムが設けられるなど約40曲を通じて健常者と車いす利用者が手を握り合い、音楽に合わせてダンスを楽しんだ。

 社交ダンスに参加した泰阜中1年生の男子生徒(13)は「車いすに乗っている人の気持ちが分かり、一緒に踊った人と気持ちがつながった」と笑顔。福井県から訪れた女性(65)は「自然豊かで村民の皆さんは温かく迎え入れてくれた。和やかな雰囲気で楽しめた」と話した。

 同普及会は車いすレクダンスインストラクターを養成し、日本全国の市区町村に同レクダンスを楽しむボランティアサークルを設立して活動を展開。現在全国に421支部、約2500人の会員がいる。

  

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