泰阜村の山村留学で「登り窯焚き」の火入れ式

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[ 2011年 2月 11日 金曜日 14時29分 ]

 泰阜村の山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」は9日、登り窯焚(だ)きの火入れ式を行った。13日まで、子どもたちとスタッフが交代で火の番をし、窯につめた陶芸を焼き上げる。

 同山村留学はNPO法人グリーンウッド自然体験教育センター(辻英之代表)が運営し今年度は小学生4人、中学生8人が参加。陶芸を通じたものづくり体験では、1学期に自分たちの日常使う食器を電気窯で焼き、2学期には穴窯で2泊3日の窯焚き体験。3学期は1年の締めくくりとして、より高度な登り窯に挑戦している。窯焚きの使う間伐材も子どもたちで小割にして用意した。

 登り窯は、数日かけて1200度に達する。窯の温度が高くなる11日から13日までは子どもたちがローテーションを組み、夜通し火の様子を観察しながら、タイミングを計りまきを入れ焼き上げていく。

 交代制の作業のため、全員が一堂に会する「火入れ式」は全員の意気を高める大切な行事。子どもたちが企画した式展では、神様にふんした3人の山留生が窯の安全を祈願。「団結して最後までやりとげる」「おもいやりの心を持って協力する」など一人ひとり目標を発表した。

 点火用の火は、綱引きの要領でアジサイの枝とスギの板をこすり合わせておこした。なかなかうまく火がおこらすアジサイの枝が折れたり、切れたひもを取り替えたりと1時間以上作業を続けた。

 目標を書いた紙を焚き付けにし窯に火がともると子どもたちは大きな歓声を挙げた。同日からスタッフで火の番をし、子どもたちは11日夜から加わる。

  

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