泰阜村住民有志が観光パンフレット作成

地域の話題

[ 2015年 2月 7日 土曜日 11時07分 ]

 泰阜村の住民有志らが1年をかけて取り組んできた村の観光パンフレットがこのほど完成した。四季を通じたイベントや名所、食事どころや宿泊施設、伝統・自慢の逸品を写真と解説付きで紹介しているほか、村の案内地図は北を左側に位置して横向きに掲載する初めての試みも。5000部作成して3月から役場や支所などで配布する予定だ。

 十数年前に作成された観光パンフレットが簡素な作りだったため、「もっと村をしっかりPRするものが必要」との気運が村民の間で高まった。県の元気づくり支援金を活用して昨年5月末、村民14人にデザインや写真のアドバイザーを加えた約20人で実行委員会を立ち上げた。

 完成したパンフはA4判10ページで、表紙面には唐笠港付近の天竜川にこいのぼりが掛かり、舟下りの舟が通過する写真を採用。四季を月ごとに分けて観光地や催しを紹介し、掲載写真は村で実施したフォトコンテストの応募作品を活用した。

 食事どころは働く人の顔写真入りで温もりあるコーナーにしたほか、「じまんの逸品」は見開き2ページで掲載。リンゴや梅、シフォンケーキ、柚子、手作りこんにゃく、豆腐、皮革加工品など30品目余を紹介している。背表紙にはI・Uターン者やNPO法人、地域おこし協力隊など現在村で活躍する旬な人を取り上げた。

 「源助じいさんのおはづけ」で種の保存に努めていることを「じまんの逸品」コーナーで紹介され、実行委員も務めた男性(77)は「とても見やすくて立派なものが出来上がった」と笑顔。事務局として関わった村振興課観光交流係の男性(56)は、同委員が実際に現地に足を運んで取材を重ね、足りない写真は村のフォトクラブが協力するなど、1年間の苦労を振り返り「たくさんの意見要望、議論があったが、そのときの委員の目の輝きが素晴しかった。多くの協力があって作成できた」と話した。

  

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