浪合で規格外コーン生かし商品化

地域の話題

[ 2011年 8月 24日 水曜日 15時54分 ]

 規格外の地元産トウモロコシを有効活用した高付加価値のオリジナル商品をつくろうと、阿智村浪合の農事組合法人「治部坂峠きくいも茶屋」は22日、トウモロコシを使ったドレッシングの開発研究会を同名の施設で開いた。試作した4種類のうち1つをし、改良を加えて発売を目指す。

 農事組合理事の近藤健一さん(69)から相談を受けた村商工会が、県の元気づくり支援金を活用して応援する取り組みで、同地区の有志グループに「治部坂高原銀命水サイダー」誕生のヒントを与えたコンサルタント会社から、アドバイザーの高橋征雄さん(66)を招へい。規格外品の有効活用を目指す総務省提唱の地域おこし協力隊員・牛丸義郎さん(29)らも協力する。

 この日の研究会には関係者ら7人が参加し、豆乳を使った乳化タイプとしょう油ベースの和風タイプを各2種類試作。次回の集まりで1つに絞り、製造工程表作りや原価計算などを経て商品化する。

 大手食品会社でドレッシングやマヨネーズ、スープの開発を手掛けた経験を生かして農山村の6次産業化を支援する高橋さんは、売れ筋商品になるアイデアを示すと「この地域のブランド名を付ければ立派なものができる。この取り組みを起爆剤にしてほしい」と期待を込めた。

 浪合の約8―10ヘクタールで栽培されるトウモロコシは、標高1000メートルが生み出す寒暖差の影響で甘みが強く、実が引き締まっているのが特徴。規格外品はこれまで自家用に使われる場合がほとんどだった。

 牛丸さんは粉末にした規格外トウモロコシの活用法も研究中で、村内商店や事業所との連携を検討している。

  

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