清内路中 「伝説の合唱」を閉校式で

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[ 2010年 2月 6日 土曜日 13時05分 ]

 かつて合唱で黄金時代を築いた阿智村立清内路中学校の卒業生たちが、3月17日に行われる閉校式で発表する合唱の練習に励んでいる。現在まで「伝説」として語り継がれている歌声を閉校式で再現し、在校時を懐かしもう―と計画した。

 清内路中は、1982(昭和57)年のSBCこども音楽コンクールに全校で出場して優秀賞を受賞して以来、NHK学校音楽コンクールなどの合唱の部で上位に入賞。85年と87年にはこども音楽コンクール東日本優秀演奏会に県代表として出場し、「合唱の清内路」として県内にその名をとどろかせた。

 閉校式で披露するのは、82年の優秀賞受賞曲「大きな古時計」。地区内に残っている黄金期のメンバーとその前後の年代が同級生に声を掛け、毎週木曜夜に清内路公民館で練習している。

 11人が参加した4日の練習で、学校に残っていた当時の音源を聴いた卒業生たちは「すごいな。こんな風に歌っていたの」と、調和のとれた歌声に驚いた様子。指導を依頼された清内路中の音楽教師は「同じ人たちが歌っているんだから大丈夫。この歌声を目指しましょう」と呼び掛けた。

 当時と同じ楽譜を使い、各パートごとに電子ピアノで音程を確認しながら練習を重ねた参加者は、すぐに勘を取り戻すと、特徴的だったアレンジや抑揚の練習に専念していた。

 男性の1人は「合唱は清内路中にとって伝統的な要素。『せっかく集まるなら当時を懐かしんで歌おう』ということになり、地区外に嫁いだ人らにも声を掛けている。ふたを開けてみないと分からないが、当日は少なくとも20人以上で歌いたい」と話している。

 閉校式では「大きな古時計」のほか、校歌と応援歌も歌う予定で、こちらの練習は広く地域に声を掛けて行う。

  

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