満蒙開拓平和記念館 5周年の節目を祝う 1日無料開館盛況に

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[ 2018年 5月 5日 土曜日 13時56分 ]

無料開館イベントの水餃子作り

 阿智村駒場の満蒙開拓平和記念館は4日、開館5周年を記念して1日無料開館のイベントを開催した。同館の協力者や近隣住民、一般の来館者らが訪れ、展示見学や水餃子作りなどの催しを楽しんだ。

 同館は2013年4月25日にオープン。5年間で13万人を超える来館があった。開館がきっかけとなり、中国ハルビン市養父母連絡会の胡暁慧さんや『満州奇跡の脱出』のポール邦昭丸山さんらとの交流も生まれ、活動の幅が広がった。一昨年には天皇皇后両陛下も来訪。無料開館は地域への感謝を込めて今回初めて企画した。

 水餃子作りでは、中国帰国者家族や同館ボランティアグループのピースラボのメンバーと一般の来館者が1000個ほど作って味わった。

 1978年に残留孤児だった夫とともに日本に永住帰国した近くの女性(69)は「にぎやかに餃子を作れてうれしい。(同館には)昔の戦争の歴史をより多くの人に伝えていってもらいたい」と話した。

 愛知県日進市から訪れた男性(62)は展示を見学し「ボランティアガイドの方がこと細やかに展示解説してくれ、歴史体験を生のものとして受け止めることができた」と話した。

 午後からは寺沢秀文館長により5年間の歩みを振り返るスライドが上映され、高森町在住の熊谷弘さんにより紙芝居「ともちゃんのおへそ」が上演された。

  

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