環境チェッカー中間報告会開く

地域の話題

[ 2011年 7月 19日 火曜日 11時11分 ]

 飯田市はこのほど、環境チェッカー中間報告会を同市美術博物館で開き、昨年度の活動報告に続いて、ことし新たに「セミの鳴き声調査」を依頼した。調査するセミは、鳴き声を聞き分けやすいヒグラシ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの3種類だが、他のセミでも構わない。調査する時期は今月から10月まで。

 調査の内容を説明した四方圭一郎学芸員によると、セミは種類によって鳴く時期や鳴く時間などに違いがある。また、温度の上がり方や残暑の様子によって、鳴き始めの時期や鳴き終わりの時期に違いが出てくる。四方学芸員は「調査を長く続ければ、猛暑の年や冷夏の年の傾向、温暖化との関係なども見えてくるかも知れない」と期待を寄せた。セミの発生量は年によって大きく増減することも知られている。

 セミの鳴き声調査の学習会も開催。「セミのおきみやげ」と題して講師を務めた山田拓学芸員は「世界では何千種類、日本では32種類、伊那谷では12種類のセミが生息する。地中で5年過ごし、地上で10日しか過ごせないセミのぬけがらは、種類や雌雄などいろいろなことを教えてくれる」と語り、実際に収集したセミのぬけがらを使って解説した。

 環境チェッカーの任期は2年。第9期(2010―11年度)は子どもと大人108人を委嘱。今年度はセミの鳴き声調査のほか▽動植物調査(随時)▽鳥の鳴き声調査(3―7月)▽アオマツムシの鳴き声調査と秋鳴く虫(9月~)▽秋の植物調査(同)―を行い、報告する。秋の植物調査については、9月に研修会を実施。来年3月の終了式で2年間の調査・活動結果の報告を行う。

  

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