留学生訪れ柔道交流 松川町―コスタリカ ホストタウン事業の一環で

地域の話題

[ 2018年 3月 24日 土曜日 14時12分 ]

深津町長と握手を交わす参事官(右から2人目)

 中米コスタリカから東海大へ柔道留学中のイアン・サンチョ選手(25)、フリアン・サンチョ選手(22)の兄弟と、在日コスタリカ大使館のイルダ・サンティエステバン公使参事官が23、24の両日、松川町に滞在し、柔道などを通して町民らと交流した。

 2020年の東京五輪・パラリンピックに参加する海外の選手らと地域住民が交流する「ホストタウン」事業の一環。町はコスタリカを相手国とする。

 町側が3人を招待した。23日は町役場に深津徹町長を訪ねると、町職員が拍手で迎えた。深津町長は歓迎の言葉を述べた上で「町を挙げて応援する。柔道を通して交流が一層深まれば」と期待し、サンティエステバン参事官は「未来に向かって関わりを持てることを大変うれしく思う」と語った。

 サンチョ兄弟は柔道指導者の父の影響で幼少の頃から柔道を始めた。兄のイアンさんは73キロ級、弟のフリアンさんは66キロ級。ともにコスタリカ代表有力候補として東京五輪出場を目指している。イアンさんはこの日作ったという折り鶴を深津町長にプレゼントし、東京五輪に向けては「可能性は十分」と意気込んだ。

 毎年12月に行われる国内唯一の国際大会「グランドスラム」に出場する予定といい、高坂敏昭教育長は「応援に駆け付けたい」とエールを送った。

 町少年少女柔道クラブに所属する小中学生8人との柔道交流もあり、子どもたちはサンチョ兄弟から寝技の返し方などを教わった。

 同町は政府のホストタウン構想に2016年12月に登録。コスタリカを相手国とし、交流を始めている。計画だと、大会前後にコスタリカの選手との交流を図り、小中学校に国際交流授業を取り入れる。

 また本年度から町はコスタリカをテーマにした事業を展開。昨年は8月に同国公用語のスペイン語の会話教室を開講し、9月には町民向けのコスタリカセミナーを開催した。10月にはコスタリカ料理を学校給食に提供している。また4月には深津町長らが熊本市を訪れ、サッカーの女子日本代表(なでしこジャパン)と対戦をしたコスタリカ代表を応援している。

  

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