県が飯田で鹿肉料理教室開く

地域の話題

[ 2014年 1月 10日 金曜日 16時31分 ]

 農林業被害を防ぐために捕獲した鹿肉の利用を図ろうと、家庭でも簡単にできるジビエ料理教室「地域で食べよう鹿肉料理教室」が8日、飯田市鼎公民館で開かれた。定員(20人)を上回る26人が参加し、手軽にできる鹿肉料理を体験した。

 県と信州ジビエ研究会の主催で昨年12月から今月末まで県内8会場で開いており、この日が5会場目。県野生鳥獣対策室担当係長の丸山真一郎さんは「シカ被害が増えているが、シカの利用率は低い。県内で捕獲する3万3000頭のうち1500頭しか正規ルートで使われていない。使い方が分からないので、親しみやすい料理から鹿肉になれてもらうため、県としては初めて家庭を対象に料理教室を計画した」と説明した。

 メニューは、いずれも鹿ひき肉を使った「鹿肉ワンタンの翡翠ソース」「鹿肉団子と野菜の甘酢あん」「鹿クッキー」の3種類。家庭でも簡単に作れる料理で、ニンニクやショウガを入れずに鹿肉本来の味を楽しめる。特に鹿クッキーはどこの会場でもすごく人気があるという。

 市内から夫と一緒に参加した経営コンサルタントの女性(43)は「昨年、中川村猟友会の猟に連れて行ってもらい、シカの解体を見せてもらった。シカの命をいただいているので、家庭でもおいしくいただきたい」、鹿クッキーを作った松尾新井の主婦(53)は「初めて食べたが、臭みがなくておいしい」と絶賛した。

 飯伊野生鳥獣被害対策チーム(事務局・下伊那地方事務所林務課)は、18日午前9時から午後2時まで「野生鳥獣に負けない地域づくり応援セミナー」を鼎文化センターで開く。講演、事例報告に続いて、ジビエ料理の試食や狩猟・クレー射撃擬似体験などがある。参加希望者は15日までに事務局(電話0265・53・0423)へ申し込む。

  

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