県などが「産地・農家見学ツアー」開催

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[ 2011年 10月 9日 日曜日 8時14分 ]

 県などは7日、食品や観光業界に関係する人たちに特色ある農産物や現場を知ってもらう「産地・農家見学ツアー」を飯田下伊那地域で繰り広げた。長野市内などから16人が参加。果樹や野菜の農家、乳製品加工施設など6カ所を見学し、生産者たちのこだわりに触れた。見学会後に飯田市内で商談会があり、双方が今後の事業提携などを模索した。

 県と県園芸作物生産振興協議会が主催して県内4地区で実施するツアーの第3弾。食品卸や加工業などの関係者たちに生産現場を見てもらうとともに、生産者自らが商品の特長などを売り込むことで新たな事業展開や販路の開拓につなげてもらう狙い。

 中南信での乗車者を含む一行はバスで移動。高森町牛牧の農事組合法人「信州市田酪農」に続いて、同町山吹の果樹農家、竹内誠さん(59)が手掛ける洋ナシの高級品種「ドワイアンヌ・ドゥ・コミス」の農場を訪れた。

 コミスの栽培は9年目という竹内さんは、特徴として▽アイスのようにとろける口溶け感▽上品な甘さ▽芳醇な香り―などを列挙。「ほかの品種と比べて、花芽の形成などで栽培が難しいからこそ挑戦した」との熱意も披露した。

 現在は29アールで栽培し、JAを通じて主に東京、名古屋、神戸の市場に出荷している。竹内さんは「食味などの特長を一人でも多くの方々に理解して頂けるとうれしい」と販路拡大に期待を寄せていた。

 一行は松川町でリンゴやナシ、パプリカ、同市上郷飯沼の2軒でトマトの栽培現場を見学。続く商談会では、見学先のほか、伝統野菜や農産加工品の生産者など飯伊の計10者が順に提案説明を行い、各自の生産品を売り込んだ。

  

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