県内トップの水しぶき、天龍中がプール開き

地域の話題

[ 2012年 4月 27日 金曜日 15時33分 ]

 天龍村の天龍中学校で25日、県内中学校のトップを切るプール開きが行われ、全校生徒が見守る中で水泳部員4人が水しぶきを上げて泳ぎ初めをした。

 県の南端に位置し、もっとも早く気温が上昇する同村の中でも、温暖な平岡の天竜川沿いに立地している同校。他校に先駆けて毎年4月に行っているプール開きは、村をはじめ地域内外に初夏の訪れを告げる風物詩としても定着している。

 当初は26日の予定で準備を進めていたが、天気が崩れる可能性があったため、1日前倒し、昨年より2日早く開催した。

 プールサイドで教職員や全校生徒が見守る中、四隅に塩をまいて安全を祈願。その後、4人の部員がコースに並び、一斉に飛び込んだ。

 この日の気温は平年より高い24・6度、水温は20・5度。大きな水しぶきを上げて泳いだ部員たちは、気持ちよさそうな表情を浮かべた。

 部長の女子生徒(14)は「最初は冷たかったが、入っているうちに慣れて楽しく泳げた。県大会出場を目指し、つらい時でもがんばって練習できるよう仲間と力を合わせたい」と抱負。同校教頭(51)は「思う存分、練習に励んでほしい」とエールを贈っていた。

 小規模校の天龍中は、温暖な気候を生かし、伝統的に水泳部の活動に力を注いでいる。かつては県内屈指の強豪校「水泳天龍」の名で知られた存在で、現在もその歴史を受け継いで、学校をあげてプール開きなどの行事を大切にしている。

 当面は水泳部が練習に使用し、7月の南信大会に臨む。水泳の授業がスタートするのは6月中旬以降で、9月中旬まで続く。

  

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