県内初の「焼き芋焼酎」が完成

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[ 2012年 3月 5日 月曜日 9時46分 ]

 飯田養護学校(喬木村阿島)をはじめ上下伊那の障害者福祉施設で育て収穫したサツマイモを使った県内初となる「焼き芋焼酎」が完成し、今月20日ごろから出荷し始める。県小売酒販組合連合会が企画し全県を対象に注文販売する。喜久水酒造が製造元で、飯田下伊那地域では同連合会加盟の52店で取り扱っている。

 同校高等部が作業学習の一環として取り組むサツマイモ栽培をきっかけに、社会参加を目的として一昨年1月から検討を開始。9つの法人および学校が参加して、同5月に苗植えを行い、秋には初収穫。昨年も同様の工程を経て2年間で計4トンのサツマイモを収穫し喜久水酒造で醸造した。

 収穫したサツマイモを焼き芋にする特徴的な焼酎づくりを試み、短期間で手間のかかる作業に生徒らが発した一言「なかなかてぇへんだ」を商品名に採用。ラベルデザインと題字も施設利用者の作品から選定し、香ばしい味とともに見た目も楽しめる逸品に仕上げた。

 アルコール分25度、720ミリリットル詰で税込み1380円。売上金の一部を社会福祉向上のために県に寄付する。注文販売形式で同連合会加盟店で受け付けている。喜久水酒造によると今月中旬から瓶詰め作業に入り、20日ごろから出荷し始めるという。

 飯田養護学校高等部農芸班担当教諭は「実際の醸造する場を見学するなど、子どもたちも思い出に残る貴重な経験ができた」と振り返り、喜久水酒造の下沢政弥専務も「地域を元気付ける一つの手段になれば」と話した。

  

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