県境越えスタンプラリー 阿南町など海と山のまち連携

地域の話題

[ 2015年 4月 30日 木曜日 13時59分 ]

 愛知県田原市が中心となり、同県設楽町と阿南町、上伊那郡宮田村の4市町村が県境を越えて行う「海のまち 山のまち 交流スタンプラリー」が29日から始まった。各所に設けられたラリースポットでスタンプを集めると応募でき、国内旅行券や地元特産品が当たる。

 「海のまち」の田原市は、異なる環境を持つ「山のまち」との交流を推進する中で設楽町とは姉妹都市、阿南町と宮田村とは友好都市の関係にある。特に阿南町とは1984年からの長い交流の歴史の中で、臨海学校や阿南少年自然の家の活用、道の駅を活用した物産展などを通じて互いに行き来しながら親睦を図ってきた。

 阿南町は、昨年からスタンプラリーに参加。道の駅信州新野千石平と阿南温泉かじかの湯の2カ所にラリーポイントを設置した。田原市は蔵王山展望台など5カ所、宮田村はこまゆき荘など2カ所、設楽町は道の駅つぐ高原グリーンパークなど5カ所に設け、各所にスタンプカード兼応募はがきが置かれている。

 田原市内のスタンプ1つと、他の3町村のスタンプ1つで「海のまち」「山のまち」のペアを作り応募する。ペア1つから応募可能で1人1通まで。各コースごとに特産品が当たる抽選が行われ、特賞(国内旅行券)やカタログギフト券、協賛プレゼントなどもある。ペアの数が多ければ抽選される回数も増える。締め切りは来年3月15日。

 昨年は714人の応募があったものの、長野県側からの参加者は極端に少なかった。阿南町から田原市までは国道151号を使って約130キロ、3時間ほどかかる。同町総務課企画地域おこし係は「呼び込むことも目的の一つだが、飯田下伊那側からの参加も増やしたい」とし、田原市政策推進課も「相互理解を深めることが狙いの企画。環境の異なる海と山にぜひ足を運んでもらいたい」と参加を呼び掛けている。

  

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