県茶振興協議会が緑茶の品質競う共進会開く

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[ 2011年 8月 3日 水曜日 8時29分 ]

 県茶振興協議会(会長・大平巌天龍村長)は2日、県内で今季に生産された緑茶の品質を競う共進会を高森町下市田の県南信農業試験場で開いた。昨年春の凍霜害がことしの質量にも影響し、出品数は飯田下伊那地域21点、木曽地域5点、両地域内の同協議会試験区4点の計30点で例年よりも少なかった。審査では、関係者らが茶葉の外観や煎じた際の香りや色、味などを比べ、知事賞など各賞を決めた。

 同協議会は県や飯田、阿南、天龍、泰阜、南木曽の各市町村、管内JAなどで運営。共進会は茶の品質向上と生産振興を目的に毎年開いており、ことしが38回目となる。同試験場の渡辺晴彦場長が審査長、県茶商業協同組合の役員など7人が審査員を務めた。

 茶葉がそろっているかや光沢などの外観に続き、それぞれを煎じて内質を審査。香り、色、甘さや渋みといった滋味を順に確かめてから、総合点で順位付けを行い、非公開の審議で各賞を決めた。

 下伊那地方事務所農政課によると、飯伊の生産地では、昨年春の凍霜害がことしも響いたという。良質が乏しいためか、出品数の30点は昨年の37点を下回り、過去5年間で最低。2006年の68点や07年の61点と比べると半数以下に落ち込んだ。

 07年度の農林水産省の統計によると、県内の茶の生産面積は飯伊と木曽の両地域で99%を占める。生産量で見ると、計191トンのうち、飯伊は170トン、木曽20トンだった。生産量は生産者の高齢化に伴い、年々減少傾向にあるという。

  

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