飯田市竜丘公民館(下平勝熙館長)は25日、「第20回ニューイヤーコンサート」を開いた。保育園児や小中学生など地域の子どもたちや、地元で活動する演奏・コーラスグループ計15団体が出演し、日頃の活動の成果を発表した。
地区の大人から子どもまでが気軽に楽しめる身近な催しとして、毎年1月に開催。竜丘在住のメンバーを中心に活動しているグループが参加している。
はじめにあいさつに立った下平館長は「園児から大人までが参加して盛大に挙行できることをうれしく思う。人生に潤いをと活動する成果発表の場として定着してきている。きょうは楽しんでもらえたら」と語った。
コンサートは、時又保育園年長園児によるマーチングバンドで幕開け。観客の手拍子とともに入場した子どもたちは、楽器演奏や歌、華やかなパフォーマンスを力いっぱい繰り広げ、会場を喜ばせた。
ほか、鈴岡太鼓子供連の力強い和太鼓演奏、竜丘小学生や緑ケ丘中合唱部の合唱発表も。大人の団体によるハーモニカや大正琴、管楽器、リコーダーなどの演奏やコーラス、合唱劇、アイリッシュフォークといった多彩なステージが披露され、最後に緑ケ丘中吹奏楽部の演奏で「ふるさと」を会場全体で合唱した。