竜丘地区 55世帯参加して環境家計簿

地域の話題

[ 2014年 11月 28日 金曜日 12時57分 ]

竜丘環境家計簿報告 飯田市竜丘地域自治会の環境委員会(串原一保委員長)が本年度から取り組む家庭の光熱水費を記録する「環境家計簿」が折り返しを迎え、このほど中間報告(4~9月)をまとめた。同委員ら50世帯をはじめ、公民館委員や事務局など計55世帯が参加。一世帯が1カ月で排出するCO2(二酸化炭素)量は全国平均の439キログラムを若干上回る484キログラムで、特にガソリンと灯油の使用比率が高いことが分かった。

 

 同地区基本構想の景観・環境分野の取り組みの柱の1つ「生活環境」で具体化した事業。エネルギー確保や地球温暖化に対し、省エネルギーや省資源など環境への配慮推進を狙い、4月以降、本格的には6月から各家庭ごとにデータを取り始めた。

 

 環境家計簿は電気、ガス、灯油、ガソリン、上下水道など各家庭で消費されるエネルギーやごみなどの廃棄物から排出されるCO2の量を計算する。同環境委員会は6月に公民館との協働開催で市民大学講座「省エネのコツと環境家計簿」を開き、南信州おひさま進歩から目的の説明と記入の仕方を学んだ。

 

 中間報告では、CO2 1キログラムを「1リットル入りペットボトル510本分」、または「車を4キロ走らせたときのCO2排出量」に相当するとして比較。排出量の1世帯平均の内訳は、ガソリンが全体の37%を占め割合的に最大となって178キログラム。続いて電気が36%とわずかな差で174キログラム、灯油18%で87キログラム、ガス6%で27キログラム、上下水道3%で16キログラムとなった。全国平均と比較するとガソリンは3・7%、灯油は7・3%高かった。

 

 1世帯当たり1カ月で掛かった光熱費の平均は、ガソリンが1万4377円、電気1万1378円、灯油9064円、上下水道8865円、LPガス4382円で計4万8067円。合計金額における4~9月までの半年間の平均は4万8017円でそれほど大きな変動はなかった。電気使用金額を世帯別平均でみると、単身者世帯が5059円、2世帯が7854円、3人世帯が8652円、4人世帯が1万620円、5人世帯が1万3440円、6人世帯が1万2834円、7人世帯が1万7906円だった。

 

 参加した副委員長は「これまで箱の中に入れておいただけの領収書をよく見て記入し、前月と比較する中で何を減らせばいいか自分なりに考えるのが面白かった」と振り返り、後半に向けて「一つ一つ意識しながら取り組んでいきたい」と話した。同委員会では「子どもも参加できるような方法も検討したい」としている。

 

  

関連の注目記事

powered by weblio


  
        


南信州新聞公式アカウント
@minamishinshu



記事の検索はこちらから







webで電子版「南信州」を購読

南信州オンラインブックストア
新刊情報



平成二十六年丙申歳 飯田お練りまつり
著:飯田お練りまつり奉賛会編
 出版社:南信州新聞社出版局

連載記事