飯田市追手町の飯田市美術博物館は11、12の両日、「第7回美博まつり」を開いた。絵の具や化石レプリカ作り、太陽の黒点探し、コマ撮り体験など、さまざまなワークショップを企画。多くの家族連れでにぎわった。
同館学芸員や地元住民が講師を務め、17のワークショップを用意。11日は開場前から多くの家族連れが整理券を求めて並び、各コーナーは次々と申し込みで埋まっていた。
シャボン玉で絵を描いたり、天然素材を使った虫除けアロマを作ったり。館内のスタッフゾーンを巡る「バックヤードツアー」や飯田城の歴史を探る「飯田城たんけん」、プラネタリウム、スタンプラリーなども行われた。
「石に描いて変身」のコーナーでは、さまざまな石にペンで模様を描いてアートに。乗り物や植物を描いたり、目玉のパーツを付けて生き物を表したりと、思い思いの作品に仕上げていた。
同市松尾の親子は、初めて美博まつりに参加。「子どもの顔を描いた。なかなか来る機会がないので、けっこう楽しんでいる」、「おもしろい。夏休みの宿題にする。恐竜が好きなので(同館で開催中の)大恐竜展も見たい」と、それぞれに作品作りを楽しんでいた。