「大恐竜展 謎の巨大恐竜スピノサウルス」が9月2日まで、飯田市追手町の市美術博物館で開かれている。関連イベントとして、恐竜の歯や爪のレプリカを作る体験教室が行われ、家族連れや子ども達でにぎわっている。
展示期間中の日曜日、全4回開催。毎回定員いっぱいに申し込みがあり、好評だという。
子ども達は、同館が用意したスピノサウルスやディノニクス、モササウルスなどの恐竜の歯や爪の型10種類の中から、好きなものを選んでレプリカ作りに挑戦。石こうを水で溶いて型にまんべんなく流し込み、固まるまで10分ほど待った。
型の周りについた石こうを取り除きながら少しずつ外していくと、実物大のレプリカが完成。子ども達はできたばかりのレプリカを家族と見合い、落とさないよう大事に抱えて持ち帰っていた。
参加者の一人は母と、ディノニクスの爪のレプリカを作った。「恐竜が好きで参加した。レプリカは簡単にできた。次は(28、29日の)写生大会にも行きたい」と話していた。
体験教室は今後8月5、26日に実施。時間は各日午前10時、11時、午後1時、2時、3時、4時からの計6回。各回定員5人。参加費200円。申し込みは開催日2週間前から電話で受け付ける。
恐竜を描く写生大会は7月28、29日。時間は各日午前9時半から午後4時まで。参加無料。絵の具、画板などを持参する。
問い合わせ、申し込みは同館(電話0265・22・8118)へ。