羽場公民館 曙の里講座「いじめと向き合う」

地域の話題

[ 2012年 9月 24日 月曜日 16時02分 ]

 羽場公民館で21日、曙の里講座「いじめと向き合う」が開かれた。地域住民ら約30人が参加。吉澤之栄羽場公民館長の意見発表をはじめ、飯田西中学校いじめ解消委員会の活動発表、南信教育事務所飯田事務所、中井文彦主任指導主事による講義などを通じ、どうすればいじめをなくすことができるか意見を出し合った。

 このうち、飯田西中いじめ解消委員会の活動報告には、3年生で委員長の熊谷翔矢君(14)と副委員長の馬場田遼君(同)に加え、いじめについての意見文を書いた2年生の小林杏里紗さん(同)が参加。人権講演会やいじめ解消集会の開催について説明したほか、「いじめを止める方法はいくつかあると思うけど、どれも勇気が必要。今度は自分が標的にされる、それが怖いのは確か。でも誰かが勇気を出さなければ。いじめを許さない、止める行動を、団結して行うことが大事だと思う」、「一番大切なのは傍観者の動き。傍観者が少しでも言葉をかけたり、行動を示したりできれば、被害者を生まずに済むと思う」といった、生徒から出された意見を紹介した。また、小林さんは意見文で「嫌いだからといっていじめるのはおかしい。いじめで人の命を奪うことは犯罪。無くなっていい命なんてない」と訴えた。

 飯田西中では1998年にいじめ追放委員会を設置。その後、現在のいじめ解消委員会に名前を変え、生徒らのいじめに対する意識を高揚する活動に努めている。また、2004年からは、生徒手帳に「いじめ追放飯田西中学校・人権宣言」を掲載し、「しない、させない、見過ごさないの」3原則で学校からいじめを追放することを誓っている。

 吉澤館長は「いじめが大きな社会問題となっているなか、地域を挙げて、いじめを許さないという気持ちを高めていきたい。そのためにも、西中いじめ解消委員会の活動を多くの人に知ってもらうとともに、その活動を支援していきたい」と話した。

  

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