自然の中で阿智と交流 福島の中学生がキャンプ

地域の話題

[ 2017年 8月 4日 金曜日 15時03分 ]

魚に串を刺すキャンプ

 阿智村の「つながる福島ジュニアユースキャンプ」が3日から、始まった。福島県伊達市の中学生14人が訪れ、阿智中学校生徒や地元の高校、大学生らと一緒に川遊びなどの自然体験、交流を楽しんでいる。

 東日本大震災で被災した福島の子どもたちの支援を目的に住民有志の取り組みとして2014年に始まった。村民や観光客による募金、村や伊達市からの支援を受けながら継続している。今年から阿智中学校生徒もキャンプに加わるなど交流の側面が大きくなっている。

 中学生たちは旧浪合中学校に宿泊しながら、川遊びや阿智中生徒との交流、各地域行事への参加などの活動を行う。スタッフのキャンプリーダーは阿智高校ボランティア部をはじめ、飯田女子短大や地元出身の大学生などが務める。

 4日は、銀河もみじキャンプ場でニジマスのつかみ捕りを体験。冷たい川の水に声を上げながらも魚を追い、捕まえた魚は内臓を取り出して串に刺し塩焼きにして味わった。午後からは浪合川の清らかな水が流れる渓谷で川遊びを満喫した。

 伊達市の中学1年、鈴木康太さん(12)は「長野は自然が多くて涼しい。川遊びを楽しみに来た」と話した。阿智中生としてキャンプに加わった森下大河さん(13)は「伊達市の皆とすぐに仲良くなれた」と笑顔を見せた。

 伊達市は東日本大震災後、南牧村などへのキャンプ交流も継続。キャンプをきっかけに、友好都市提携の締結などにつなげて長い交流にしようと望んでいる。

 代表の金子智行さん(41)は「震災後6年が経って支援から交流、つながりを持つことを重視していきたい。今後も思いを持って事業を継続していきたい」と話していた。

  

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