菱田春草生誕跡地の整備願う市民の会が発足

地域の話題

[ 2011年 8月 31日 水曜日 9時31分 ]

 飯田市出身の日本画家・菱田春草(1874―1911)がことし没後100周年を迎えたことを機に30日、飯田市橋北地区にある生誕地整備計画を進める「春草誕生の地」整備を願う市民の会が発足した。取得用地とする約860平方メートルの敷地には記念公園を整備する計画で、9月3日から寄付金の受け付けを開始する。

 生誕地のある橋北地区では、春草の顕彰を目的にゆかりの地の整備を計画。昨年から地権者との協議を重ね、整備計画への署名活動を行うなど地域の気運を高めてきた。ことし5月末に同会設立に向けた準備会を発足させて素案を検討してきた。

 この日、飯田文化会館で開いた初会合では、同会の構成メンバーや協力会員を承認後、整備計画の素案やそれに伴う募金活動について協議。会長には飯田商工会議所の柴田忠昭会頭が就き、副会長2人、幹事20人を決めた。事務局は同商議所が務める。

 取得した生誕跡地は記念公園として整備する。春草生誕の地碑の建立や顕彰碑・胸像の建立、春草の作品にちなんだ植栽を植える和風庭園の造園を計画しており、目標金額を2000万円に設定して寄付金を募る。市美術博物館が9月3日から1カ月間の日程で開催する「菱田春草 没後百年記念特別展」の開幕にあわせ、同日から募金受け付けを開始。公園の完成は2012年秋ごろを予定している。

 橋北地区では、地域に点在する古桜見学や現在は臨時駐車場となっている税務署跡地、旧測候所跡地など地区内にある歴史的資源をつなぎ合わせる“まちなか観光”に注力しており、今回もその一環として取り組んできた。

  

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