被災地の復興願い、大西公園で桜の集い

地域の話題

[ 2011年 4月 18日 月曜日 15時56分 ]

 大鹿村さくら祭り実行委員会(菅沼鑑二会長)は16日、同村大河原の大西公園で「大鹿さくらの集い」を開いた。同集いは、東日本大震災並びに長野県北部地震の発生を受け、例年行っている「さくら祭り」の内容を一部変更して実施。義援金募金箱を設置するなど、住民が集い、県内外からの観光客らとともに、被災地の一日も早い復興を応援する機会とした。

 大鹿公園は1961(昭和36)年の集中豪雨災害「三六災害」で大崩落した大西山一帯を整備。犠牲者の慰霊と復興を願う住民が、約5万平方メートルに130種類、3000本あまりの桜を植えた。今では、桜の開花時期にあわせ、毎年県内外から約1万人が訪れる桜の名所となるなど、同村にとって、災害復興のシンボルといえる。

 ことし、同公園の桜の開花は昨年より1週間ほど遅れている。園内ではちらほらと咲く桜も見られるが、標準木の開花は間もなくといったところで、見ごろは20日前後になるという。

 この日の集いでは、2月末に選出された、第8代さくらの女王、小林瑠伊さん、伊東さやかさんのお披露目も行われた。2人は、訪れた人らとともに桜を眺めながら談笑するなど、大鹿村の魅力を伝える女王としての初仕事をこなしていた。

 菅沼会長は「三六災害を経験した大鹿村にとって今回の震災は人ごとではない。この集いを通じて、被災された方に少しでも元気を与えることができれば」と話していた。

 同委員会では毎年、桜の開花期間中ライトアップを行ってきたがことしは自粛。また、運営経費の一部を義援金に充てるという。

  

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