高森町は14日、町公式キャラクター「柿丸くん」のペーパークラフトキットのデータを町公式ホームページ上で公開した。
新型コロナウイルスなどの影響で、外出を控え自宅で過ごす家庭が増えていることから、親子でペーパークラフトの制作を楽しんでもらおうと企画した。
PDFデータで配布しており、厚さ0・2ミリ以上の市販の厚紙に印刷して利用する。カッターやはさみを使用することから、町では「小さなお子さんは、親子で一緒に作ってほしい」と呼び掛けている。
柿丸くんのペーパークラフトは3作目。2017年にはNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送を記念して町ゆかりの「亀之丞」にふんした柿丸くんのペーパークラフトを作成し、町内小中学生に配布した。
18年の「東京六大学野球オールスターゲーム」が飯田下伊那地域で開催された時には、野球ユニフォーム姿にして来場者記念品として配った。
通常デザインの柿丸くんは今回の配布へ向けて新たに作成した。担当した村総務課情報係の平沢元啓さん(33)は「共同作業を通じて親子で触れ合う機会にしてもらいたい」と話していた。
◎写真説明:柿丸くんのペーパークラフト人形