豊丘村で棚田オーナーの田植え作業

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[ 2014年 6月 6日 金曜日 9時05分 ]

 豊丘村のNPO法人「だいち」はこのほど、住民有志らが再生計画を進めている福島区本村の棚田で募集したオーナーを迎えて初の田植え作業を行った。中京圏の在住者を中心に7組25人が参加し、酒米「高嶺錦」の苗を植え付けた。

 標高約700メートルに位置する棚田の面積は約1・5ヘクタール。かつては十数戸が稲作をしていたが、高齢化などでやめる人が増え、近年荒廃が進んでいた。

 昨年に住民約20人が「本村前田再生プロジェクト」を結成し、稲作に使うための池などを整備。ことし2月に米を作るオーナーを募集した。

 初作業の今回は、60アールの水田での田植え。プロジェクトの男性16人が講師になり、丁寧に植え方を指導し、参加者たちは収穫を見越して直線になるように工夫しながら植えた。

 初めて田植えをする参加者も多く、泥の中に足をつける感覚に最初は戸惑う人も。時間がたつにつれてペースが上がり、足をとられながらも、その感触を楽しみながらさわやかな汗を流した。

 近くのため池でふな釣りをしたり、プロジェクトの女性10人が準備した餅つきも満喫した。

 9月から稲刈りや脱穀を行い、喜久水酒造を通じて日本酒の「高嶺錦」を製造。11月の収穫祭でオーナーらに配布するほか、だいちなどで販売する。

 村営農支援センターの男性(63)は「天気にも恵まれ、予定していた作業ができて大変満足できる内容になった。初めてのことで手探りだが、しっかり計画を進めたい」と話していた。

 同棚田では、「自然あふれる棚田の風景や作業写真」をテーマにした写真コンテストも行う。四つ切りサイズで、1人2点まで11月23日まで受け付ける。問い合わせはだいち(電話0265・34・2520)へ。

  

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