豊丘村の棚田で田植え作業

地域の話題

[ 2019年 5月 27日 月曜日 16時41分 ]

 豊丘村福島本村前田の棚田で25日、一斉の田植え作業が行われた。プロジェクトメンバーの住民のほか、棚田オーナー12人も訪れて手植えの作業を体験。植えた酒米は秋に収穫し、日本酒「牡丹獅子」になる。

 荒廃していた地域の棚田を復活させて6年目。棚田は14枚65アールほどで田んぼに植えられるのは、全て酒米の「高嶺錦」だ。棚田の再生とともに新たな特産品を作ろうと取り組んできた。日本酒の名称は、春日神社に奉納する獅子舞の幌にボタンの花が描かれていることから名付けた。

 管理する「本村前田棚田再生プロジェクト」は、発足当時5人だったが、徐々に協力する地域住民が増え、現在では35人までに広がった。同日は、神奈川県や名古屋などからのオーナーが参加。4年前に東海学園女子バレーボール部員として訪れた元高校生ら3人も参加し、懐かしい棚田での作業を満喫した。

 棚田オーナーで元同部監督の伊藤正美さん(67)=名古屋市=は「当時高校生だった彼女たちももう社会人。再度声を掛けたら快く参加してくれた。自然の中での体験は都会では味わえない」と話した。伊藤さんはリンゴやブドウなどのオーナーにもなっているという。

 作業後は、近くの春日神社で餅つきをして交流した。秋の稲刈り時には五平餅を焼き、新酒が出来上がると飲み放題食べ放題の収穫祭も開く。プロジェクト代表の木下英章さん(75)は「地域の皆や都会のオーナーと協力し、美しい棚田がよみがえった。取り組みを通じて地域の絆が深まっている」と話した。

◎写真説明:福島の棚田で田植え作業

  

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