豊作願う小正月飾り

地域の話題

[ 2021年 1月 8日 金曜日 15時23分 ]

 下條村の伝統継承団体「ふるさと匠の会」(伊藤善人会長)は7日、村役場や小中学校など村内の9施設に小正月飾りを設置した。ソヨゴやビンカ、ササダケの枝に、餅花や繭玉、キンカンを挿した華やかな飾り付けで、1年の豊作を願う。

 伊藤会長(88)によると、戦前には村内の各農家が飾っていたものの、近年はほとんど見られなくなり、同会が伝統文化の継承を一手に担っているという。

 「村に伝わる文化を少しでも後世に残していきたい」と、年末の門松とともに30年近く村内施設に設置しており、子どもから高齢者まで幅広い世代の関心を呼んでいる。

 この日に餅をつき、餅花で稲、繭玉で養蚕、キンカンで柿を表現。15人余の会員が参加し、役場に高さ約2メートルの飾りを設置した後、手分けして他の8施設にも設けた。

 伊藤会長は「見栄えの良い飾りができた」と笑顔を見せ、「実りの多い年になってほしい」と期待を込めていた。

◎写真説明:役場で飾り付ける会員ら

  

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