豊橋動物園におきよめの湯

地域の話題

[ 2013年 9月 2日 月曜日 9時33分 ]

 天龍村神原の村営温泉施設「おきよめの湯」の温泉水を使った足湯が愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園「のんほいパーク」に設置され、31日に現地でオープニングセレモニーが開かれた。支援した天龍村の大平巖村長、豊橋市の佐原光一市長、下伊那地方事務所の石田訓教所長らが出席し、「南信州と中京圏を結ぶ架け橋になってほしい」と願いを込めた。

 同村出身の池田耕二さん(65)が代表を務め、2010年から地域振興を目的に活動展開しているMESふるさと応援隊が企画。県の元気づくり支援金を活用し、同市の商業施設や学校などへの出店を重ねていた足湯を、人が集まる毎週末に常設化する。

 当初は園近くへの設置を計画していたが、MESと村が豊橋市に相談したところ、園内設置を勧められたため、動物園内のあずまやに約8平方メートル四方、深さ40センチの足湯3つを設置した。近くのスペースには特設テントを設けて、南信州の特産品を販売する。

 セレモニーには関係者ら40人が出席。テープカットを行ってオープンを祝うと、さっそく多数の来園者が浸かり、疲れを癒していた。

 MESの池田代表は「天龍村をはじめ、南信州を中京圏の皆さんにしっかりPRしていきたい」と決意。他の温泉とも連携したいとし、「バラエティー豊かな南信州の湯の魅力を伝えていけたら」と決意を語った。

 佐原豊橋市長は「園に不足していた癒しの場と、みやげを購入できる場を補ってもらえてありがたい。天龍村の魅力を伝えるとともに、南信州や三遠エリアを結ぶ橋渡し役になって」と歓迎した。

 2週間に1回ほどのペースでタンクローリーで温泉水を運び、現地に設置したタンクを入れ替える。

 おきよめの湯は、アルカリ性単純温泉の泉質で、ほどよいしっとり感が残るとして人気。利用者の大半が中京圏からの来訪者となっているため、大平村長は「村や南信州に多くの方を呼び込む、豊かな架け橋になってほしい」と願っていた。

 セレモニーには天龍と豊橋の足湯交流のきっかけになった同市内の桜丘高校の生徒16人も駆け付けた。同校の学園祭に足湯を設置した事がMESの活動の始まり。生徒会長の曽田那子さん(18)は「身近な所に天龍の足湯が出来てすごくうれしい。肌がつるつるになる」と話していた。

  

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