赤ちゃん誕生を皆で祝う 売木村「君の椅子プロジェクト」

地域の話題

[ 2017年 2月 27日 月曜日 15時01分 ]

君の椅子贈呈式(売木村で)

 売木村は26日、文芸祭に合わせ、生まれた子どもにオリジナルの手作り椅子を贈る「君の椅子プロジェクト」の贈呈式を文化交流センターぶなの木で開いた。本年度生まれた子どもは6人。同日は5組の親子が訪れ、清水秀樹村長から椅子を受け取った。

 

 「子どもの誕生を地域で分かち合いたい」との思いから2006年に北海道で始まった取り組み。売木村では2015年度からスタートし、これまでに3脚の椅子をその年に生まれた子どもにプレゼントしてきた。これまで村役場で一人一人に贈呈したが、多くの村民に祝ってもらおうと16年度から文芸祭に合わせて贈呈式を行う方式にした。

 

 誕生した子どもの親はほとんどがIターン。田舎暮らしすすめ塾や星の森音楽祭での婚活イベント、うるぎ米育て隊など村が進める各種取り組みでIターンや結婚をした夫婦もいる。

 

 壇上では、本年度生まれた子どもと親が紹介され、清水村長から一人一人に木製の椅子が贈られた。清水村長は「この小さな村で6人が生まれた。皆で応援してどんどん赤ちゃんが生まれる村にしたい。椅子とともに大きくなって思い出をたくさんつくって」と呼び掛けた。

 

 杉本あかりちゃんの父の杉本潤さん(38)は、愛知県から育て隊に参加したのをきっかけに地域おこし協力隊だった彩子さん(35)と知り合い結婚した。「地域の方にいつも良くしてもらっている同級生が大勢できてよかった」と喜んだ。

 

 4年前にIターンした藤岡泰裕さん(30)、有希さん(同)夫妻は次男の拓矢君の椅子を受け取った。「村の皆さんに育ててもらっている感じがしてとてもありがたい」と話していた。

  

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