遠山郷の新名物を 南信濃振興公社 11人が土産づくりに着手

地域の話題

[ 2017年 9月 14日 木曜日 15時52分 ]

エアブラシの実践

 飯田市南信濃振興公社(山崎徳蔵理事長)は、地域資源を題材にした新たな土産品を生み出す「新名物開発プロジェクト」に着手した。初弾は硬質発泡素材を使ったアクセサリー作り。10日に30―70代の有志11人による製作チームを立ち上げ、基礎学習を始めた。

 遠山郷を象徴する土産品を生み出し、地域の自然や文化の良さをアピールしようと企画した。

 着目したのが、渓流魚のアクセサリーや工芸品の制作で知られる同市丸山町の今村昇さんの手法。粘土で型をつくり、硬質発泡素材を固めて着色する工程で、自由に造形でき、型でストラップやキーホルダーを量産できる美点がある。

 初日はエアブラシを使った着色を実践。今村さんの「考えるより慣れよう」の指導の下、空気圧でアクリル塗料を噴出する特殊なブラシにインクを入れ、紙に思い思いの絵を描いた。

 和田の宮下佳代さん(77)は「土産物を作って地域に貢献できるのは魅力的。霜月祭の面(おもて)など良い素材を題材に発信できたら」と話した。

 11月まで粘土を使った型づくりやヤスリによる整形、着色、コーティングなどの基礎を学び、実際に商品化する題材も考える。

 第1候補は同公社が温泉水を使って養殖しているトラフグ「神ふぐ」だが、面や渓流魚などの作成も視野に入れている。

 年度末までに初弾を製品化したい考え。同公社事務局の酒井郁雄さんによると、来年度以降は観光客向けの体験教室も開きたいという。

  

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