遠山郷山岳遭難救助隊、初の女性含め隊員増強 ジャケットも新調

地域の話題

[ 2018年 4月 23日 月曜日 15時26分 ]

新調したジャケットと帽子を着用した遠山郷山岳遭難救助隊員

 下伊那地区山岳遭難防止対策協会遠山郷分室は21日、南信濃自治振興センターで本年度総会を開き、規約改正案や新年度事業計画案、予算案を原案通り承認した。最優先課題に位置付ける「遠山郷山岳遭難救助隊」には、初の女性隊員を含む11人の正隊員が加わり、隊員用のジャケットと帽子も新調して、増加する登山人口の安全対策に努める。

 同分室は昨年度、隊員の高齢化を受けて新規隊員を募り、若手11人が入隊した。1年間準隊員として活動し、本年度から正隊員として配属。総会で新たに準隊員として入隊した1人も加えた計12人に委嘱状が交付された。

 また隊員が35人に増加したことを受け、活動を広く知ってもらおうと専用のジャケットと帽子を新調した。オレンジ色を基調に「遠山郷山岳遭難救助隊」の文字と南アルプスのイラストをあしらった。

 遠山郷分室としては初の女性隊員も入隊。松本市の菅原久美子さん(38)は、登山暦20年のベテランで、南信濃や南アルプスによく訪れており、山岳救助隊になりたくて看護師の免許を取得したほど。同分室が隊員を募集していることを知り、昨年応募した。

 移住も視野に入れる菅原さんは「登山者が増える中、事故が起こらないための予防的な取り組みを行っていきたい」と意気込みを語った。

 分室長の牧島光宏飯田市民協働環境部ふるさと定住支援課長によると、昨年度の同分室の出動回数は0件だったものの「今年は気温も上がり、訪れる人も多くなる予想。安全啓発はますます重要」と気を引き締め、山崎正志隊長(68)も「隊員同士、チームワークをもって遭難が起こらないよう努め、観光振興にも寄与できれば」と話した。

 関係者ら約40人が出席した総会では、これまで2人体制だった副分室長に、飯田市ふるさと定住支援課遠山郷・中山間地域振興担当専門主査を加えた3人体制とする規約の一部改正案などを承認した。

  

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