阿南町で伝統野菜ほ場見学会

地域の話題

[ 2014年 8月 12日 火曜日 9時50分 ]

 阿南町和合鈴ケ沢地区でこのほど、給食関係者を対象にした地域伝統野菜ほ場見学会が開かれた。飯田下伊那を中心とする小中学校や保育園、病院などから約30人が参加。収穫、試食を行い実際の味を確かめながら伝統野菜についての知識を深めた。

 同地区は、県認定の「信州の伝統野菜」のうち「鈴ケ沢うり」「鈴ケ沢なす」と、選定申請中の「鈴ケ沢南蛮」の3種類を栽培している。

 参加者らは初めに栽培ほ場を見学し、同町地域おこし協力隊員から各野菜についての説明を受けながら収穫体験も行った。引き続き野菜の集荷と出荷作業としても活用されている旧和合小学校鈴ケ沢冬季分室に移動し、鈴ケ沢なすのフライや蒲焼き、鈴ケ沢うりの粕漬け、鈴ケ沢南蛮を使った唐辛子みそなどを試食しながら、同集落の住民などから調理方法を学んだ。

 参加者の1人で松川中央小学校の栄養教諭は「伝統野菜を受け継ぎ、次世代へ残そうと尽力している人の思いを強く感じた。給食での活用や掲示物などで児童に伝えていきたい」と話した。見学会後、すでに喬木村給食センターと市内の保育園の給食で活用したいという申し出があり、同地域おこし協力隊の男性は「試食を通して素材のすばらしさを感じてもらえたと思う。給食のメニュー化につなげてもらい、伝統野菜の魅力と貴重な地域資源であることを知ってもらいたい」と話している。

  

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