阿南町で初の防災DAY開く

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[ 2017年 12月 15日 金曜日 15時03分 ]

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 防災対策の意識向上に注力する阿南町で10日、阿南文化会館や町民会館を会場にしたイベント「防災DAY」が初めて開かれた。講演会や子供向けの体験ブースに高齢者から親子連れまでが足を運び、災害への備えや対策を考えた。

 同町は本年度機構改革で総務課内に企画防災係を新設し、職員向け研修会も開くなど防災減災対策に取り組む。町民の防災知識の習得も目的に、町の消防団とも連携を図って10月に防災講演会を企画したものの台風の影響で中止となり、再度、体験型の催しを増やして盛大に開いた。

 講演会は危機管理アドバイザーで危機管理教育研究所代表の国崎信江さんが「家庭や地域の防災対策~自分を・大切な人を守るために~」の演題で講演。会場に訪れた約80人が注意深く耳を傾けた。

 国崎さんは、九州豪雨における犠牲者の多くは流木などの堆積物の中から見つかり、主な死因は窒息死や多臓器不全、溺死などと説明。水位計が設置されていなかったことから堤防倒壊にかかる避難指示が遅れたとし「災害情報が間に合わない場合もある。自分の身に起こっていることを考え行動してもらいたい」と行政依存からの脱却を訴えた。

 また流木が引っかかったことで水がせき止められ、川の流れが変わった状況を踏まえ「間伐が十分に行われないと、豪雨で流れ出る恐れがある。森の管理不足は全国各地で見られる」と指摘。「リスクがあることを念頭に、緩やかな緊張感を持って対策してもらいたい」と呼び掛けた。

 このほか、県庁から「ぼうさいダック」を迎えた幼児向けイベントや煙体験テントの開設、消防団によるラッパ吹奏、消防車・工作車両の展示など各種催しも行われ、団員家族の多くが参加。同町消防団長の金田和弘さん(41)は「防災意識向上のきっかけになれば。内容も工夫しながら、継続的に開いていきたい」と話した。

  

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