阿南町新野の農村文化伝承センターで脱原発ポスター展が10日から始まった。10日には放射能と電気について学ぶ紙芝居も行われ、親子連れなどが放射能や電気について学んだ。
折り鶴を広島や福島県などに届ける活動を続けてきた新野の男性が企画。「脱原発ポスター」は東京の桑沢デザイン研究所の公募で始まり、ことし5月で1480点の応募があったという。
同ポスターのうち50点を各地の催しへ貸し出しを行う団体から、今回ポスター36点を借り受け同所へ展示。あわせて「放射能のこと」「電気のこと」という2つの紙芝居も借り受けた。ポスターは同所だけでなく、同町和合の福祉村にも一部を展示する。
展示されたポスター作品はデザインも秀逸なものも多数。「あいうえおかくきけん」とあいうえお表に核の危険を盛り込んだものや招き猫のデザインのもの、「NoNuke」や「第2のフクシマはいらない」などと書かれたものなど様々な表現で脱原発を訴えている。
紙芝居の上演は19日午後2時からも開催する。展示は19日まで。月曜休館。