阿南町の深見の池が白濁で話題

地域の話題

[ 2016年 7月 11日 月曜日 9時23分 ]

白濁した阿南町深見の池 深見の祇園祭で有名な阿南町「深見の池」の水がここ数日で白く濁り、住民らの話題に上がっている。35年以上にわたり同池の水質調査を行っている愛知工業大学の八木明彦教授は、気温の急上昇に伴うプランクトンの異常発生が原因と見ており、「2週間ほどで元に戻るのでは」と話しているという。

 

 発足から20年余、同池の環境整備活動に励む「深見の池の自然を愛する会」の松沢易会長が、1週間ほど前に池の水が通常の濃い緑色ではなく白濁していることに気付き、7日に八木教授に状況を伝えた。

 

 八木教授は2週間ほど前、同池の水質調査を実施しており、そのときの分析結果から「アナベラ」と呼ばれるプランクトンが発生兆候にあることに気付いていたという。

 

 近くの飯田市南信濃のアメダス観測点では、今月に入り最高気温が30度を超える真夏日が連続しているほか、7日は35度を超えて猛暑日となった。

 

 松沢会長は「藻が繁茂している状況も確認できた。驚いたが、元に戻るということでほっとしている」と話した。子どものころは池近くの大下条小学校に通っていた60代男性は「こんなに白い池は記憶にない。写真を撮っておきたい」と語った。

 

 深見の池は諏訪湖以南では最大の自然湖で面積は2・2ヘクタール、深さは8メートルある。光合成硫黄細菌層の発達する貴重な湖として1980年に国際会議に発表された。同会は、水草の刈り取りや外来魚を減らすための釣り大会などを実施して池の環境保護活動を続けている。

  

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