阿南町 「つぶほまれ」生産へ 農業塾開講で大豆講座

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[ 2015年 6月 8日 月曜日 13時24分 ]

 阿南町農業技術者連絡会は5日、本年度「あなん農業塾」の第1回を同町富草下梅田の青壮年有志グループ「中部亭夢楽」(藤井治登代表)が管理する大豆ほ場で開いた。ことしは遊休農地約3000平方メートルを使い、大粒で旨みのある「つぶほまれ」の生産を行うとして、畑作りと種まきのポイントなどについて指導を受けた。

 阿南町役場、信州アトム、JAみなみ信州阿南支所、下伊那農業改良普及センター阿南支所でつくる同連絡会は、2010年から野菜栽培に興味ある人を応援しようと座学や栽培技術を実践的に学ぶ講座として「あなん農業塾」を開講。本年度は大豆講座をはじめ、ミョウガや花木、ワラビ栽培について講座を開いていく。

 この日の大豆講座には一般から8人が参加。雨の影響で実演はできなかったものの、同普及センターの技師が種まきのポイントなどについて説明した。

 技師は、大豆の根に着く根粒菌について「空気中の窒素を取り込み、大豆のための養分に転換する働きを持つ。大豆の収量を上げるには根粒菌の働きを活発化させる必要があるため、肥料は少なめにする」と説明したほか、「作土が浅いと根が深く張れず、湿害や干ばつの原因になる」と指摘した上で、耕起の深さは15センチを目安とすることなどをアドバイスした。

 参加者からも「連作は良くないと聞くが、どうすればいいか。収穫した後は麦を植えて、春に刈り取ればまた大豆をまけるか」など積極的な質問が出た。

 昨年度は約700キロを収穫。道の駅信州新野千石平などに出荷してみそに加工された。本年度も土寄せや良質の大豆のポイント、適期収穫や手作り豆腐づくりなど12月上旬までに計5回の講座を企画。同道の駅や旭松食品にも出荷する予定だ。

  

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