阿島の大藤が休園に

地域の話題

[ 2019年 4月 23日 火曜日 16時07分 ]

 古木が植わる喬木村阿島のフジ園「阿島の大藤」を維持管理する保存会は現状のままでは園の存続が難しいとして、休園することを23日までに決めた。保存会は4軒のみで構成し、管理が行き届かない状況にある。ただ商工会やNPO法人たかぎ、地元区、村などと再建に向けた話し合いを進めており、来年の再開を目指す。

 保存会の中森高茂さん(60)は「毎年楽しみに訪れる人もいる。期待に応えられず申し訳ない気持ちだが、持続的に管理できる体制を整えて再開を目指したい」と話した。

 ここ数日の高温もあってフジは色付き始めている。今年は休園とするが、園内は一般に開放する。
 フジは安養寺境内に植わる。10アールほどの敷地内には5種類20本あり、樹齢は古いもので400年近い。「阿島の大藤」として知られ、花の見頃となる4月下旬から5月中旬にかけて毎年多くの観光客を集める。

 フジの名所として広く知られるようになった一方、地域のボランティアや4軒のみの保存会で維持しているとあって、管理が行き届かなくなっている。

 昨年はシーズン中に県内外から約3000人が訪れた。入園料として中学生以上から100円取っているが、開園準備費や地代などを含めると維持費が入園料でまかなえないのが現状だ。

 保存会によると、阿島の大藤は1933(昭和8)年、地元の商店主が飯田市内の旧家から譲り受けたフジを移植したのが始まり。戦時中は手入れができずフジ棚が崩れるほど荒れた時期もあった。戦後の食糧難で「木を切って敷地で米をつくる」といった話も持ち上がったが、住民の熱意で回避してきた。老朽化に伴い茶屋を新築した88年頃から4軒で守っている。

◎写真説明:休園する阿島のフジ園

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

傾斜地一面に1000株の花

7月11日土曜日13:24

事務所開設し活動本格化

7月11日土曜日13:49

土地取得し、造成後も管理

7月10日金曜日15:15

事業安定させ次世代へ

7月10日金曜日15:31

ルミナコイドに注目を

7月9日木曜日15:41

12年ぶり選挙戦へ動き加速

7月9日木曜日15:39

飯伊初の「大雨特別警報」

7月8日水曜日15:15

飯田の夜空に大輪の花

7月8日水曜日15:42

現職金田氏無投票で再選へ

7月7日火曜日15:52

赤く色づき肥大順調

7月7日火曜日15:04

伍和地区でデマンドタクシー

7月6日月曜日15:05

現職清水氏が3選

7月6日月曜日15:38

18日に無観客ライブ

7月4日土曜日14:42

被爆アオギリに想い託し

7月4日土曜日13:59

新たな昼の楽しみ提供

7月3日金曜日15:01








記事の検索はこちらから















南信州電子版購読



スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞