阿智でキクイモと観光を結びつける商品模索

地域の話題

[ 2012年 2月 25日 土曜日 8時25分 ]

 阿智村の5団体でつくる「村地域活性化協議会」は、村が特産化を図る機能性食品「キクイモ」と観光を結び付けたグリーンツーリズム商品の開発を、3年計画で模索している。21、22日には1回目のモニターツアーを行い、魅力的な旅行商品とするための意見を聞いた。

 最初に作った1泊2日のモデルプランは、村内の生産者から栽培にまつわる話を聞き、宿泊する昼神温泉の旅館や村内アンテナショップでキクイモを使った料理を味わうほか、パワースポットと位置付けた名所巡りを楽しむというもの。農林水産省の補助事業に選ばれ、体制整備にあてた本年度は250万円が交付された。

 メーンターゲットは、健康に関心がある首都圏などの中高年。村内視察者が多いことも踏まえ、観光産業としての切り口も研究していく。

 県外の旅行雑誌、旅行業界紙の編集部員ら4人を対象に開いた初のツアーは、日長庵桂月を主会場に開催。初日は栽培歴10年の女性と村職員の話を聞いてから、キクイモを使った田楽や信州牛シチュー、グラタン、めん、まんじゅうを含む会席料理を提供し、意見を聞いた。

 キクイモを口にするのはこの日が初めてという参加者のうち、女性編集者は「シャリッとした食感がいい。食物繊維が豊富で女子受けしそう」と、食材としてのキクイモを高く評価。男性記者は「キクイモは洋風メニューに向いている」と話していた。

 ツアー全体については、国内外の食を生かした旅行企画を紹介しながら、さまざまな提案や質問を重ねたほか、アンケートで料金設定や商品作りの留意点などについて具体的に答えた。

 ツアーチラシは来年度旅行代理店に配り、反応を見ながら商品開発をさらに練る予定。農家民泊も含む連泊プランとする計画もある。

  

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