阿智で戦没殉難者の追悼式~不戦と郷里守る意思を~

地域の話題

[ 2013年 8月 24日 土曜日 13時16分 ]

 阿智村は22日、戦没殉難者の追悼式を村中央公民館で開いた。戦死した434柱、満蒙開拓で息絶えた447柱に不戦を誓い、郷里を守る意思を伝えた他、沖縄の激戦地と米軍基地を視察した小学生の報告を聞いた。

 村遺族会長の金田文雄さんは「念願かなって開館した満蒙開拓平和記念館により、渡満した多くの人の思いが次世代に語り継がれることを信じてやまない。身をもって悲惨な戦争を体験した遺族は悲しい歴史を絶対に繰り返さないと誓う。御霊が愛した阿智の限りない発展を願う」と追悼の言葉を述べた。

 遺族と村関係者、一般約70人は祭壇に献花し、村議会が1985(昭和60)年に採択した「阿智村核兵器廃絶・平和自治体宣言」を読み上げた。

 沖縄視察報告会では、沖縄との交流が10年目を迎えた「阿智ちむわざ会」とともに3―5日に沖縄を訪れた小学生12人のうち4人が、ひめゆり平和祈念資料館や米軍基地などで感じたことをまとめた作文を読み上げた。

 このうち清内路小4年の男子児童は「米軍基地は怖い所で、中にいるのは危険な人ばかりと思っていたけれど、基地の中で子どもたちと楽しく遊べたし、沖縄の文化が大切にされていた。数日後、ヘリが墜落して亡くなった1人が友達になった子の家族かもしれないと思うと、事故はショックだった」と振り返った。

 最後に「戦争は誰かのせいでなく、自分自身の心の中にもその原因があると気付かなければなくならないのでは。僕が体験したことを伝えるのが平和への第一歩だと思う」と話した。

  

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