阿智ナイトツアーでAR体験会

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[ 2017年 10月 19日 木曜日 15時56分 ]

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 阿智村の「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」で、17~19日の3日間、エプソンのスマートグラスを活用した拡張現実(AR)の体験会が行われた。特殊な眼鏡をつけることで会場までのゴンドラが宇宙の旅に変貌。ナイトツアーの新たな魅力にしようと狙う。

 スマートグラスを提供するセイコーエプソンと映像制作を担当するクレスティック松本事業所、スタービレッジ阿智誘客促進協議会による3者連携事業。ナイトツアーでの本格導入へ向け、一般客のモニター調査を兼ねて実施した。

 眼鏡をかけてゴンドラに乗り込むと、ナイトツアーのキャラクター「スピカ」が登場。足元には徐々に離れていく地球、周囲には星々が輝く宇宙空間が広がった。

 通り過ぎる月や頭をかすめるように飛んでいく小惑星などを見ながら宇宙を進み、太陽系外へワープ。スピカによる星座解説なども行われ、10分ほどの宇宙の旅を楽しんだ。

 愛知県瀬戸市から訪れた男性(20)は「めっちゃきれいで宇宙のど真ん中にいる感覚」と驚いた。同県豊川市の女性(56)は「ゴンドラの揺れと音も重なって本当の宇宙船に乗っているみたい。星座解説も勉強になった」と話した。

 ナイトツアーでは日本一の星空を目当てに全国から10万人を超える観光客が訪れている。曇天や雨、霧、満月などで星が見られない日でも満足度を高められるよう、各種体験や演出を用意してきた。

 同協議会事務局長の松下仁さん(39)は「県内企業の最先端技術を活用しながらツアーの質を高めたい。今回の結果を検討し、早ければ今冬のナイトツアーから導入したい」と話していた。

 セイコーエプソンによると、同社のスマートグラスは、江戸時代の風景を実際の風景に重ねて表示したり、城址でかつての城郭を見せるなどの観光活用事例があるという。

  

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