阿智村が戦没殉難者追悼式開く

地域の話題

[ 2012年 8月 24日 金曜日 9時01分 ]

阿智戦没者追悼式1 阿智村は22日、戦没殉難者追悼式を村中央公民館で開いた。岡庭一雄村長らは満蒙開拓平和記念館(年度内完成、来春開館予定)の本体工事が近く始まると、戦死した434柱と満蒙開拓で息絶えた447柱に報告。沖縄の激戦地を視察した小中学生とともに平和を願った。

 

 遺族と村関係者、一般90人が出席した追悼式で、岡庭村長は「満蒙開拓に特化した全国初の施設の建設が始まる。渡満した多くの人々の思いと事実を次世代に語り継ぐ拠点としたい。恒久平和を願い、皆さんが再び踏めなかった郷土の心豊かな集落を持続するのが私たちの使命」と祭壇に誓った。

 

 村遺族会の金田文雄会長らによる追悼の言葉に続いて、参列者は1985(昭和60)年採択の村核兵器廃絶・平和自治体宣言を読み上げ、一人ずつ祭壇に献花した。

 

 沖縄視察報告会では、沖縄と阿智の交流を進める「阿智ちむわざ会」の沖縄視察(4―6日)に参加した小中学生10人のうち6人が、ひめゆり平和祈念資料館や米軍嘉手納基地などで感じたことをまとめた作文を発表した。

 

 このうち阿智中3年の女子生徒は「(ひめゆり学徒隊の境遇を知って)私の生活がいかに幸せかが分かり、嘉手納基地では騒音などの問題と引き換えに、経済的に助けられていることを知った。過去と今の問題に触れた体験を忘れないようにしたい」と語った。

  

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