阿智村でカラスガイの生育調査

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[ 2019年 11月 8日 金曜日 17時27分 ]

 阿智村の備中原環境保存会(上原正勝会長)は3日、備中原つつみ公園内にあるため池の水を抜き、環境省の準絶滅危ぐ種に指定されているカラスガイの生育調査を行った。2002年の水抜きで確認され、保護活動を展開している。

 県の改修工事着工に備えた02年の水抜きで、飯田下伊那地域では初の事例として生息が確認された。

 住民らは有識者と検討を重ね、保護を決定。以降は環境整備に努め、2年に1度ほどのペースで水を抜き、貝の生育を調べている。

 今回の調査には委員ら15人が参加。カラスガイの生育を調べたほか、大小400個体余が見つかった貝の生息状況、外来種の有無、数種類の小魚などの成長を確認した。

 カラスガイは日本の淡水貝の中では最大で、大きいものは20~30センチほどになる。全国各地の水域に分布しているが、最近は減少傾向にあるとされる。

 ため池は明治初頭に造られたもので、02年に県の中山間地整備で改修され、現在は地元住民が管理している。面積1400平方メートル、貯水量4000立方メートル。農業用水や防火用水、子どもの遊び場や養魚場として利用されている。

 上原会長(74)は「区民で協力して貴重な貝が生育する公園を守っていきたい」と話していた。

◎写真説明:採取したカラスガイ

  

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