阿智村で全村博物館協会が発足

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[ 2013年 11月 29日 金曜日 10時38分 ]

全村博物館協会 阿智村と住民有志はこのほど、史跡や景観などの地域固有の資源を保存・継承する運動「全村博物館構想」の推進母体となる「全村博物館協会」を発足させた。地域資源を野外ミュージアムに認定して価値と責任を明確にし、案内人を育てて観光利用も図る。将来的には一般社団法人化し、村内文化施設の指定管理も担ってもらう計画だ。

 

 これまでの7年間は、住民の自然発生的な取り組みを拘束せずに見守り、ここ数年は「あっちっち熱中人連合」としてのまとまった活動も展開。運動に対する理解が徐々に高まってきたことから「次の段階に進もう」と協会を立ち上げた。

 

 協会は村内文化施設と各野外ミュージアム、阿智学会、村観光協会、村文化財委員会、自治会、村ウオーキング協会などの代表者で理事会を組織し、図書室や文化財収蔵館などを「基礎情報館」、ビジターセンターなど4施設を「博物館」に指定した。

 

 野外ミュージアムは▽農村▽街角▽史跡▽人▽古道▽生物―を主な対象とし、基礎情報館と博物館の外側に位置づけ、村内全ての文化財や民俗を総合的なものとする。

 

 調査研究を行う人を「全博学芸員」、得意分野について説明できる人は「一芸員」に認定し、住民ガイドとして活躍してもらう計画だ。

 

 村は様式を統一した看板の設置、ホームページによる情報発信などで取り組みを支援する。

 

 25日に開いた会合には駒場の町並み、浪合と小野川、大沢の中馬街道風景、栗矢の回り舞台の保存に取り組む11人が出席。協会の発足を承認した。

 

 次回は事業計画と予算案を持ち寄り、協会の名義で村に予算を要求する。

 

 事務局の村協働活動推進課は「法人化し、実際に保存・継承する住民として村内施設の指定管理者も務めてもらう計画もある。観光案内、パンフ作りなど住民主導の取り組みで力を発揮してもらいたい」と話している。

  

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