阿智村で天体観測ギネス記録更新

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[ 2019年 5月 13日 月曜日 15時37分 ]

 「日本一の星空」を掲げる阿智村で11日、「同時に天体観測を行った最多人数」のギネス世界記録更新チャレンジが行われた。村内外から多くの人が集まり、ルールに沿って星が輝く夜空を眺め続け、計2640人での同時観測に成功。2015年にオーストラリアのキャンベラで認定された1869人の記録を更新した。

 06年に環境省の「全国星空継続観察」で、村が星の観察に適した場所の第一となったことを受け、12年から始まった星空ナイトツアー。村は、ツアーを一過性のブームに終わらせることなく、常に新たな取り組みを重ねることで完全なブランドとして確立を目指している。

 今回のイベントはその取り組みの1つで、星空観賞で人気を集める同村智里のスキー場「ヘブンスそのはら」を会場に実施した。

 ギネス記録は10分間、望遠鏡や双眼鏡などの観測器材を使って観測し続けた人数で認定する。会場に集まった参加者は午後9時10分ごろ、一斉に観測をスタート。夜空の下、望遠鏡を構えたり、芝生に寝転がり双眼鏡をのぞいて星を眺め、思い思いに観測を続けた。

 午後10時過ぎ、ギネスの公式認定員が記録の更新を発表すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれ、全員で喜びを共有した。

 友人と参加した飯田市大瀬木の会社員横井美有さん(22)は「ギネス記録に挑戦するということで初めて天体観測をしたが、ガイドさんたちの解説がとても分かりやすく、星の名前や位置などを覚えることができた。記録更新が発表されたときはとても感動した」と笑顔。サークルの旅行で訪れた東京大学3年の合田智揮さん(21)は「ギネス記録に阿智の星空はうわさ通りの美しさで人生の思い出になった」と話した。

 認定証を受け取った熊谷秀樹村長は「寒い中、多くの人が集まり、記録更新にチャレンジしてくれた。改めて感謝したい」と謝辞。「一つの目標に向ってチャレンジする素晴らしさを実感した。自然や地域資源の大切さを参加した皆さんと共有できたのでは」と喜んでいた。

◎写真説明:2640人が一斉に天体観測

  

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