阿智村伍和で地域探訪ウオーク

地域の話題

[ 2016年 11月 26日 土曜日 14時20分 ]

003阿智栗矢ウォーキング

 阿智村の全村博物館連絡会は26日、第1回地域探訪ウオークを伍和栗矢を会場に開催した。栗矢八幡社の回り舞台や力石、中尾の景観など村で認定した認定地域資源を巡り、地元の人々から説明を受けて地域の魅力を再発見した。

 村全体を博物館と見立てて地域資源の掘り起こしや保全、活用で地域の活性化を目指す「全村博物館構想」の一環として初めて開催した地域探訪ウオーク。今後、開催地区を変えながら年1回ほどのペースで継続していく予定だ。

 霧が濃く肌寒い天候にもかかわらずスタート地点の栗矢八幡社には村内外から40人ほどの人々が集まった。境内に設けられた地域資源の案内マップを見ながら栗矢について話を聞き、江戸時代末期に建てられ、人間国宝の歌舞伎俳優片岡仁佐衛門も見学したという栗矢の回り舞台を見学した。

 境内にある力石は娯楽の少なかった時代に力比べなどに利用されたもので、重さ100キロ程度の4つの石が残る。力石は各地の神社などに見られるが、栗矢のように字が刻印されている例は少ないという。

 八幡社を参拝すると裏山の薬師堂と三十三観音を見学。5キロほどの道のりを歩いて栗矢地区内を巡り、地元住民が復元したトンキラ小屋や認定地域資源の中尾の景観を鑑賞した。このほか、大きな頭蓋骨がご神体として祭られる学問の神様の「法力様」、原九右衛門旧宅などを巡った。

 終了後は、関連企画として地域史研究者の粟谷真寿美さんを講師に学習会を開催。栗矢の回り舞台建設に尽力した原九右衛門の活動を学んだ。

  

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