阿智村村民満足度アンケート

地域の話題

[ 2011年 8月 13日 土曜日 8時12分 ]

 阿智村は11日、村内全世帯を対象に初めて実施した「村民満足度アンケート」の結果を発表した。村が目標に掲げる「住民一人ひとりの人生の質を高められる、持続可能な村づくり」を検証する項目のうち、「住みやすさ」は70点、「住み続けたい気持ち」は86点、「自分の人生に対する満足度」は63点という結果が出た。

 時代が大きく変化する中、外部経済依存から4K(健康、観光、教育、環境)を柱とする内発的発展への本格転換を目指す村が、村民の考えを正確に把握する中で政策の改善点を明らかにしよう―と実施。調査を委託された阿智開発公社(羽場睦美理事長)が、1月20日―2月15日に1975世帯を対象に約70項目について尋ね、回収率は80・5%と高かった。

 「阿智村は住みやすいか」は「どちらかといえば住みやすい」が45・9%と最も高く、「住みやすい」は26・8%。合わせて72・7%だった。「これからも住み続けたいか」は「ずっと住み続ける」が64・2%、「当分は住み続ける」が21・3%で計85・5%と高かった。

 「自分の人生に対する満足度」で最多は「どちらかといえば満足している」(43・3%)、次いで「満足している」(21・7%)が多く、合わせて65・0%に。これらを100点満点とする指数に換算して試算した結果、一人当たりの平均値は住みやすさ70点、住み続けたい気持ち86点、人生の満足度63点となった。

 生活についての質問で、満足度が高かったのは「空気や水のきれい度」(72・4%)、「自然景観」(64・4%)、「ごみの減量化・リサイクル」(55・6%)、「上下水道事業」(58・4%)など。

 「消防団活動」と「行政情報の提供」(ともに42・5%)、「集会所の状況」(46・5%)も高く、村の強みについては「温泉と観光の発展」が294件と圧倒的に多かった。

 一方で産業と労働、生業は、不満が45・9%と高い「家庭の収入」を筆頭に満足度が総じて低い結果に。このほかに不満度の高さが目立ったのは「地域の医療体制」(35・5%)、「工場・企業誘致」(33・3%)などで、「村の弱み」についても「職場がない」(105件)、「産業衰退」(58件)が多かった。

 年代別では20―30代が各分野で満足度がおおむね高いのに対し、40―50代の低さが目立った。岡庭一雄村長は「40―50代の考えと政策にミスマッチがあることを心配していたが、明らかになったのはよかったこと。調査結果は今後の村づくりの基礎資料とし、新たな戦略をたてながら意識改革も図りたい」と話した。

 開発公社は結果について「村民は村のあり方におおむね満足しているが、議会や自治会、産業振興のあり方などの問題については、村長と議会、住民の中で意識の共有化が若干不足していることが分かった」とし、意識のすり合わせに向けたヒントを示した。

 調査結果の概報は今月中に各戸へ配布し、詳しい本報告書は中央公民館図書室と浪合、清内路の両振興室に配置する。

  

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